愛知県陶磁美術館(セラミアム)の
昭和レトロモダン-洋食器とデザイン画-をみてきました(^^)
3月のことなのですが…ちょっと振り返り。
昭和レトロモダンというワードに惹かれて…
レトロデザイン好きには嬉しい企画展!最近のレトロブームがうれしいです(^^♪
愛知県陶磁美術館(セラミアム)
愛知県陶磁美術館に初めて来ました(^^)
こんなところに美術館館があるんだーと。
少し山の中をドライブしながら、小高い丘に到着。
広々とした空間〜〜!
自然の中にぽつんと美術館!!
駐車場は無料でした。
自然を感じられて、のんびりできる素敵な美術館♪
平日に来たら、館内は空いていてじっくりまわることができました。
昭和レトロモダン 洋食器とデザイン画
昭和レトロモダン ー洋食器とデザイン画(2022年1/8~3/21)
今回の展示は「デザインの三郷」とも呼ばれた三郷陶器の戦後から昭和40年代に手がけてきた洋食器とデザイン画の展示がメインです。
他にはノリタケに次ぐ規模で質の高い洋食器を手がけてきたナルミ製陶、岐阜を代表する洋食器メーカーであったヤマカ製陶所の製品が展示。
戦後の洋食器をめぐる歴史と魅力に迫った展示内容です。
三郷陶器(愛知県)
三郷陶器(昭和30年代後半)
ポスターに載っていた食器♪
レトロポップなイラストが、いま販売されていも全然違和感ないくらい!
三郷陶器(昭和30年代)中華
ドラゴンが描かれたラーメン用どんぶり!
子供の頃にこんな感じのどんぶりでサッポロ一番みそラーメンを食べてたなぁ。
あ~懐かしい~^^
三郷陶器(昭和40年代後半)
四角を基調とした斬新な形状。
昭和46年デザインのディナーセット。
三郷陶器(昭和40年代後半)ONE WORLD
波型にカットした形状。
各国の代表的な意匠から着想を得て生み出されたデザイン。
三郷陶器(昭和48年)マグナティーセット
磁器に代わる新しい素地「マグナ」を開発。
水酸化マグネシウムを原料として作った新素材を量産化。通常の磁器製品と比較して透光性・耐久性が高い素地として看板商品に。
こちらのカップは明るい通路の所に展示してあり、
すごく白がきれいで透明感ある感じだな~と思っていたのですが、
透光性のある素地を使ってあるからなんだ~!後でパンフレットを見て納得でした^^
食器の頒布会
昭和30年代後半になると洋食ブームの到来もあり、洋食器も普及。
ディナーセットを一括での購入は、一般家庭では難しい...
その解決策が「頒布会」
器の種類ごとに毎月申込制で購入すれば、消費者にも購入しやすく、
メーカーも申込みに応じて生産数が把握できるという。
どちらにもメリットがある方法でした。
食器が毎月届いて、最後はディナーセットがそろうって...
すごくワクワクしただろうな~^^
頒布会洋食器(日本陶器 若杉)
頒布会のセットの中には茶碗蒸しの器やとっくり、おちょこもなども...
これまた懐かし~!すごく昭和を感じるセット。
実家にもたくさんのとっくりや、茶碗蒸しの器があったなぁ。しみじみタイム。。
ヤマカ製陶所(岐阜県)
ヤマカ製陶所(昭和22~27年)デミタスカップ&ソーサー
ヤマカ製陶所(昭和22~27年)カップ&ソーサー
鳴海製陶(愛知県)
鳴海製陶(昭和43年)てまり
手書きの絵付けの北欧デザインテイスト。
鳴海製陶(昭和48年)ジャストフラワー
鳴海製陶(昭和48年)ツンドラ
鳴海製陶といえば、ドラマ「恋なんて本気でやってどうするの?」
食器メーカーにお勤めという設定で、制作協力がNARUMIさん♪
お部屋にもお皿がインテリアとして飾られていたり、食器が見られて楽しみなドラマでした^^
昭和レトロモダンな食器を見た後、常設展なども見ることができました。
パンフレットと一緒にもらった冊子に、
アーツ・アンド・クラフツとデザイン ウィリアム・モリスからフラン・クロイド・ライトまでという特別展が紹介されていたので(2023年1月28日~3月26日)
愛知県陶磁美術館にまた訪れたいと思っています(^^)